2010-09-27

2010-09-26

  1. 古地図も楽しい。江戸切絵図は広く楽しまれてるけど、明治に入ってからのも面白い。同じ場所の時代違いの地図を比べて、表記法の違いや、町の様子が変化を追うのも面白いのだ。
  2. 皆川博子といえば、『絵双紙奇譚 朱鱗の家』がイチオシ。文中にふんだんに挿入される岡田嘉夫氏の挿し絵とあやしい文体が絡み合って何とも言えない。ちょっと雨月物語を思わせるような話もあったりして読みごたえもばっちり。
  3. 三国連太郎・沖浦和光『「芸能と差別」の深層』を読み始めたが、女を理解不能の他者として排除する語り口にすでにうんざり。戦中派世代の女性観にはいっさい何の期待もしてないけど、それにしたって、このホモソーシャルな感じは受け付けないわ。

Powered by t2b

0 件のコメント: