2011-12-21

2011-12-20

  1. 『蜘蛛女のキス』すごく良かった!テクニカルなだけではない作品。モリーナの想いの切なさが、読んでいて胸が痛かった。彼女が語る映画の内容と、ふたりの状況や心理が微妙に綾をなしている面白さ。第一部の終わりに判明する事実がもたらすスリル。ホントいい読書だった。
  2. 以前、両親が90代になってやっと和解できた、長生きしてくれてよかった、と言った人がいた。私の場合はどうなるんだろう。
  3. 「カーネーション」の糸子のように、いずれは親とのわだかまりを超える事ができるのだろうか。須賀敦子のように、わだかまりを抱えたまま、親を受け入れる事ができるのだろうか。

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